1997 ARCHIVE
[アーカイブ]
- 名称
- FM802 MEET THE WORLD BEAT 1997
- 日時
- 1997年7月27日(日) 開場11:00/開演12:30
- 会場
- 万博記念公園自然文化園「もみじ川芝生広場」
- 出演
- 真心ブラザーズ/THIRD EYE BLIND/SOON/斉藤和義/宮本浩次/山崎まさよし/PULSARS/UA/CHARA/コリー・シッパー/ウルフルズ/The Hammonds(矢野顕子+ジェフ・ボーヴァ)/スガシカオ/The Hobo King Band featuring 佐野元春/ラストセッション/
- 主催
- FM802
SET LIST
[セットリスト]
- 真心ブラザーズ
- 1.Jump
2.ジョンレノン
3.愛
4.サマーヌード
5.新しい夜明け - THIRD EYE BLIND
- 1.Graduate
2.Losing A Whole Year
3.Jumper
4.Narcolepsy
5.Semi-Charmed Life
6.London - SOON
- 1.Voice of the Earth
2.Sleeping Beauty - 斉藤和義
- 1.レノンの夢も
2.何処へ行こう
3.すっぱいぶどう
4.幸福な朝食 退屈な夕食 - 宮本浩次
- 1.タイトでキュートなヒップがシュールなジョークとムードでテレフォンナンバー
2.だんだん - 山崎まさよし
- 1.Fat Mama
2.ステレオ
3.アドレナリン
4.名前のない鳥
5.セロリ
6.ヤサ男の夢 - PULSARS
- 1.Count Off?Wisconsin?Tunnel Song
2.Submission Song
3.Suffocation - UA
- 1.甘い運命
2.When Doves Cry
3.雲がちぎれる時
4.Alison - CHARA
- 1.あいのうた
2.やさしい気持ち
3.タイムマシーン - コリー・シッパー
- 1.Crop CirCles
2.Nervous
3.Raptures - ウルフルズ
- 1.テーマ
2.トコトン行こう
3.ツギハギブギウギ
4.SUN SUN SUN '95
5.Let's Go Monday
6.ガッツだぜ!!
7.それが答えだ! - The Hammonds(矢野顕子+ジェフ・ボーヴァ)
- 1.You Are What You Eat
2.You Should Me
3.Sometimes
4.Bardie Jungle - スガシカオ
- 1.黄金の月
2.前人未踏のハイジャンプ - The Hobo King Band featuring 佐野元春
- 1.欲望
2.ポップ・チルドレン
3.99ブルース
4.君をつれてゆく
5.風の手のひらの上 - ラストセッション
- 1.Someday
PHOTO ALBUM
[アルバム]
スガシカオ雨男説の生まれた年。
通常リハーサルを行っているコンサート前日から台風による大雨。よってステージ設営にも取り掛かれず、スタッフ全員待機状態。PA、照明はもとよりステージの屋根も設営できず当然各出演者もせっかく大阪入りしているにもかかわらずホテル待機。富士山麓で開催の FUJI ROCK FESはなんとか開催しているという情報が。 出演スタッフも入って深夜まで緊急ミーティング。結論として朝5時の時点でステージ設営が再開しなければコンサートは中止。また設営開始しても演奏スタートが午後2時を過ぎると終演が会場の音出しの規制に引っかかるので中止ということに。その深夜のミーティング中にFUJI ROCKは2日目を中止と宣言。あとは祈るのみ。
かくして翌日朝5時、台風は通り過ぎて雨がかすかに降っている程度。スタッフは大急ぎでステージ設営。出演者は当然リハーサルもなし。一番心配なのはリスナーの皆さん。こんな天候でコンサートを観にきてくれるのか?午前10時の時点では入場待ちの方はパラパラ。ところが11時あたりから一気に集合。なんとか 2時演奏スタートを目指してスタッフも準備に大慌て。1時すぎには無理やり開場してなんとか2時には真心がスタート。
入場しきれていないにもかかわらず開始したのはこのような事情があったからなのです。真心を見れなかった皆さん、改めてごめんなさい。なんとかやり切れたという感じですが、矢野顕子は前日の台風の影響で自身の公演をバンドとしてMTWBの昼に振り替え演奏したのちにキーボードのジェフとふたりで参加。その矢野さんの後にサブステージに出演した新人アーティスト、スガシカオが「黄金の月」を歌っているとせっかく止んでいた雨がまた降り出してきた。その雨のなかでの佐野元春はMTWBにインスパイアされた「風の手のひらの上」を披露。
またラストセッションという形はとらなかったが「Someday」では矢野顕子をはじめ山崎まさよし、斉藤和義、宮本浩次らが参加。劇的な一日が終わった。